川崎 簡易宿泊所 吉田屋 火事にみる違法建築と社会問題


川崎市川崎区日進町の吉田屋火事から1週間、 簡易宿泊所の火事から様々な社会的な問題が浮かび上がってきている。

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「最後の居場所」奪った猛火 川崎宿泊所火災から1週間

という見出しでYahooニュースに掲載されていた

川崎の簡易宿泊所 吉田屋の火災だが

簡易宿泊所吉田屋の火災は死亡者9名、ケガ人19名の大惨事となった。

簡易宿泊所とは、元々は安く泊まれる日雇いの人たちの宿だったが現在は、身寄りのない高齢者の方や、職業の無い人たち、生活保護者などの住居となっている。

吉田屋の火災は原因究明も、死者の身元確認も難しくなっており
火災後の警察や消防の検証を見守る吉田屋の住民達がいた。

簡易宿泊所の住人として仲間を心配しているのだ。
簡易所宿泊所は、このような格差社会に取り残された人たちの
最後の居場所だったに違いない。

火事の死者で身元がわかったある男性の遺体は、家族が引き取りを拒否したらしい。
このような事は「決して珍しいことではない」らしく

まさに無縁社会化している日本の縮図をみる。

簡易宿泊所の吉田屋は違法建築物、スプリンクラーなどの施設が
無いなどの指摘を受けているが

簡易宿泊所が一般のホテルや旅館と違い
高齢者の方や、職業の無い人たち、生活保護者などの住居となっている
実態をみればスプリンクラーなどの施設がどうのいう以上に
重たい問題を突きつけられている。

川崎市にはこのような生活保護世帯が
約4800世帯あり、その中で1300世帯もの人が簡易宿泊所を居住場所としている。

このような施設がなくなれば
彼らは「行く当てなんてどこにもない」

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