NHKの朝の連続テレビ小説「まれ」の魅力


「まれ」を読み解く7つのキーワードとは?

NHK朝ドラ「まれ」あらすじ
2015年の前期NHK連続テレビ小説「まれ」のあらすじ・ネタバレ 朝ドラ まれ あらすじと「まれ」を読み解く7つのキーワード

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舞台は外浦村(石川県能登の輪島高校)

小学生の父親の自己破産から家族で夜逃げして東京から­北陸・能登の漁村外浦村に移ってきた希たち津村家の人々。
そして都会から来た希と、個性的な輪島高校の同級生たちとの友情と一流のパティシエになる夢を見つけてを歩んでいくヒロインの姿を描く。

朝ドラ まれ キャスト

主演は 土屋太鳳(つちや たお)
土屋はNHKの「花子とアン」や大河「龍馬伝」に出演している期待の女優
キャストに 大泉洋、常磐貴子、葉山奨之、山崎賢人、清水富美加、門脇麦、中川翔子、光宗薫、福澤朗

大泉洋,常磐貴子,葉山奨之,山崎賢人,清水富美加,門脇麦,中川翔子,光宗薫,福澤朗

NHK朝の連続テレビ小説まれ」の 主題歌の作詞

「希空~まれぞら~」の作詞 はヒロイン役の土屋太鳳が作詞しているのも注目
オープニングテーマ曲
「希空~まれぞら~」作曲:澤野­弘之、作詞:土屋太鳳

「まれ」の脚本は「しのざき・えりこ」さん

2015年のNHK朝の連ドラ「まれ」の台本が今、面白い

 

なぜ、朝の連ドラ「まれ」の出演者がノリノリ、なぜ、出演者も絶賛するストーリーなのか?
「まれ」を読み解くキーワードについて追跡してみました。
「まれ」の脚本は「しのざき・えりこ」さん

「まれ」の脚本家「しのざき・えりこ」さんとは
神奈川県の出身でテレビドラマや映画の脚本を多く手がける
胡桃の部屋、眠れる森の熟女、紙の月、すべてNHKなど女性を中心としたドラマの担い手として注目株だ。
マグマや震える牛などの社会や経済面でのインパクトのある小説のテレビドラマの脚本としても才能をしめしている。

篠崎絵里子「しのざき・えりこ」

脚本家 篠崎絵里子「しのざき・えりこ」

篠崎絵里子「しのざき・えりこ」

横浜国立大学卒業後、大手の保険会社三井住友海上に務める。
その後、脚本家に。ドラマだけでなくアニメの脚本も書いている。
2009年にドラマ「Tomorrow 陽はまたのぼる」で第17回橋田壽賀子賞を受賞。
所属事務所はマツ・カンパニー

「まれ」の舞台、能登の魅力

能登は富山新幹線の開通で観光地としても注目を浴びているところだが、この能登を舞台に「希(まれ)」たちの津村家と一緒に住むことになる桶作夫婦が面白い。

そして、家族でもないのにあれこれ口を挟んでくる
能登の外浦村(そとらむら)の人々

まるで、村自体がひとつの家族のような雰囲気だ。

能登の人々

この、能登の魅了は実際に取材に行った
脚本家の「しのざき」さんが言うには能登のコミュニティ力の凄さ。

人的なネットワークは今のケータイ、スマホのネットをークをはるかに超える強いネットワーク力をもっているようだ。

移住してきた「希(まれ)」たちの津村家と一見シャイだけど本当は暖かく、人懐っこくて、世話好きな能登の人々日常を描くこの物語は能登であるというところに意味がありそうだ。

 

「ふるさと」と「家族」のあり方を考える

様々な理由でふるさとを失う人が増えている今の時代に
「ふるさと」とは何か?家族とは何か?を考えるテーマを与えてくれているのが主人公演じる希の魅力かもしれません。

今、自分が生きている場所を故郷にしよう。
自分の身近な人たちが家族なんだと。

少子、高齢化の進む中でこの「ふるさと」と「家族」のあり方を改めて考えさせてくれるのが連ドラ「まれ」のひとつのテーマかもしれません。

新しい家族とも言える人々や新しい「ふるさと」とは切っても切れない関係になってゆく「希」

 

しかし、そんな家族や「ふるさと」よりも自分の夢を選ばなくてはならない。
津村家の人々や希の気持ちが現在の若者と家族のあり方を考える機会になりそうです。

夢ってなんだろう

夢を追えとか簡単に言うけれども
夢って簡単にかなうものではないし、必ず叶うとは誰も約束してくれませんよね。主人公の津村希と紺谷圭太は次第にお互いの夢を支え合う存在になってゆく。

希の同級生達、輪島高校の3年生たちが登場してくるシーンが非常に面白いですね。

輪島高校3年生

輪島高校3年生

前回より7年後の高校生達になった希たちはどのような夢をもって青春を過ごしてゆくのでしょうか。

主人公の津村希(土屋太鳳)は家族思いで地道にコツコツタイプ
卒業後は地元の輪島市役所志望といった安定志向

希に特別な思いをい抱く紺谷圭太(山崎賢人)は能登の伝統「輪島塗」に心を惹かれてゆく。

輪島での希の良き相談相手の寺岡みのり(門脇 麦)

ダンス部所属の蔵本一子(清水富美加)は東京志向が強く、東京から来た希は逆に輪島をふるさととして志向していて希とは反りが合わない。

そして、その一子に思いを寄せる角洋一郎(高畑裕太)は一子の東京行を複雑な気持ちで捉えながらも地元 輪島高校の甲子園行を目指す野球部員

そして、甲子園行を目指す輪島高校の野球部のマネージャーとして打活躍なのが希の一つ下の弟の津村一徹(葉山奨悠之)

謎の多い、二木高志(渡辺大和)は無口でいつも仲間を見守っている存在だが、なかなか味のある役どころとなっている。

夢を追わずに、今を大切に生きてゆく生き方と夢を追って生きてゆく生き方。

登場人物一人一人の夢に対する考え方がこのドラマを更に奥の深いものにしてくれあています。

NHK 朝ドラ ヒロイン土屋太鳳の明るさが魅了

NHKの朝の連続ドラマは「花子とアン」「マッサン」「あまちゃん」など

NHK連ドラのヒロインいつの時代にも明るく、未来をみつめて生きてゆくヒロイン達の姿を描いてきました。

ヒロイン,土屋太鳳

ヒロインを演じる土屋太鳳の魅力

「まれ」も同じく、土屋太鳳の演じる津村希は自己破産して家を追われ見知らぬ能登の輪島に移り住みます。

しかしやり直そうと奮起したにも関わらず父は出奔してしまいます。

苦しい家計を支えるためにアルバイトを重ね、夢を封印して地元輪島市役所の公務員を目指す希。

ちょっと考えれば暗くなる環境なのに希は力強く明るく生きてゆきます。
土屋太鳳さんのイメージがぴったりの役どころですね。

キャストの魅力

そんな前向きな希を支えるキャストがこの番組の大きな魅力です。

NHK 朝ドラ 女優ははじめての、希の母親を演じる女優・常磐貴子さん、抜けているけど憎めない父親役の大泉洋さん

田中中泯さん演じる元治と田中裕子さん演じる文の夫婦これはまたとないキャストです。

ネタバレしない恋愛ものとしての魅力

希や圭太、一子、洋一郎らが
青春時代に抱く、爽やかな恋愛感情、そして繰り広げるひと波乱、ふた波乱の連続、最終回までどうなるのか?
全くネタバレが分からないのもこの恋愛ものとしても「まれ」の魅力なのかもしれません。

まれの父に託す思い

ダメな父ではあるけれどもいつも家族の事を考えてくれている父。
本人は裏切ったつもりはないのに
結果的には家族に迷惑をかけてしまうそんな津村徹を演じる大泉洋さん。
本人は一生懸命やっているのにどうしても希たちに迷惑をかけてしまう父との関係に悩む希も描かれています。

土屋 太鳳,大泉洋

津村希役の土屋 太鳳 と津村徹役の大泉洋

 

現在の父と娘の関係をまた見直す機会にもなると思います。

見逃した人に再放送の放送時間は
月曜日 – 土曜日 12:45 – 13:00(総合)
23:00 – 23:15(BSプレミアム )
土曜 9:30 – 11:00(1週間分、BSプレミアム)(15/90分)

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