ザ!世界仰天ニュース ユーイング肉腫症状と治療

ザ!世界仰天ニュースで放映されたユーイング肉腫ですが

小児や若年者の骨や軟部組織に発生する肉腫で（小児がん）

発生率は100万人当たり年間約3例と非常に希な病気です。

ユーイング肉腫は

骨髄の血管の細胞が腫瘍化したものと考えられています。

名称はユーイング人が発見したことからこの名前がついたということです。

骨や肺などに転移しやすい性質を持っていて

がん治療の進んだ現在でも

５年生存率は10〜40％程度と非常に生存率の低い悪性腫瘍です。

ユーイング肉腫の症状は

主に四肢（大腿骨：だいたいこつ、上腕骨：じょうわんこつ、腓骨：ひこつ、脛骨：けいこつなど）

骨盤25％、肋骨（ろっこつ）などの骨のあるところに大変強い疼痛(とうつう)や腫（は）れが生ずるのが特徴です。

骨肉腫と同じように化学療法や放射線療法を行います。

腫瘍を手術で取り除くことが必要ですが完全にとれない場合には切断が行われることもあります。