大沢たかお・石原さとみ「風に立つライオン」実話に感銘
風に立つライオン」という曲を聞いたことがある。
確か「さだまさし」が紅白で歌った曲だったと思う。
この「風に立つライオン」という曲のタイトルの映画が上演されている。
主演は
大沢たかお 石原さとみ
舞台はアフリがである。
この映画は
アフリカ・ケニアで国際医療活動に従事した、実在の日本人医師・柴田紘一郞さんをモデルに作られ、日本に残してきた恋人に宛てた手紙を歌に乗せて綴られたこの曲に惚れ込んだ俳優・大沢たかおさんが、映像化を熱望
今の時勢、エボラ出血熱の蔓延と内戦の続くアフリカ
過去からもアフリカの医療に生涯を捧げたお医者さんがいた。
シュバイツァーや日本の野口英世など
今回の大沢演じる主人公もシュバイツァーの自伝に感銘を受け
志を決めた一人の医者である。
風に立つライオン 実話の柴田紘一郞さん
そのモデルとなった日本人医師・柴田紘一郞さんとは
昨年、エボラ出血熱の話題が広がった時にテレビ放映され日本の医療研究施設に
長崎大学熱帯医学研究所というものがあった。
この大学の医療研究所はレベル4といわれる最も危険な感染症・ウィルスの対策研究が行える
環境にあるが周囲の住民や施設からの万が一のことに対する反対があり実験が行えない状況だったような記憶がある。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/publicity/file/c050-8.pdf
しかし、この大学の研究所がアフリカ・ケニアにあったのは驚きだった。
日本人医師・柴田紘一郞さんは
アフリカ・ケニアにある長崎大学熱帯医学研究所に
赴任し国際医療ボランティア活動に従事した医師である。
病気と闘うためケニアに派遣された
柴田紘一郞さんは
病気の蔓延以上に心を痛めたのが
戦闘が続く周辺地域のこと
戦争・内戦の中で心に傷を負った元少年兵の出会いから
柴田紘一郞さんは医師としての生き方を
見つめ直していったという。
今の平和な日本にあって現在のアフリカの内戦や病気の蔓延は想像をだにできないかもしれない。
せめてこのような映画が真実の姿を映し出してくれることを願いたい。
美しく壮大なケニアを舞台に、一人の日本人医師がつないだ「希望」のバトン――
1987年、日本人医師・航一郎は、大学病院からケニアの研究施設に派遣される。アフリカ医療に生涯を捧げたの自伝に感銘を受け、医者を志した航一郎にとって、それは願ってもいないチャンスだった。しかしそれは……。
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