年金の不正受給の手口が問題に死亡親族の不正受給防止マイナンバー制


死亡した親族の年金を不正受給している事態があちらこちらで
発見されている。その死亡親族の年金を貰う不正受給の手口が明らかに、そしてマイナンバー制はこのような不正の防止になるのだろうか?

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年金の不正受給が問題になっている。

死亡した親族の年金を不正受給している例があちらこちらで相次いで発見されている。

高齢者が増え続けている現在、不正受給の増加は年金制度の崩壊にもなりかねない問題だ。

年金事務所と自治体の連携不足との指摘もあるが、不正を知りながら

年金をもらっていたという確信犯的な受給者の遺族・親族にも大きな問題がある。

年金の不正受給その手口

くれるものなら貰っておこう、くらいの気持ちで

毎月の年金を頂いていたのだろうが

年金は国民の血税だ、不正による受給は罰則があって当然

今回、悪質な虚偽により逮捕されたのが

北九州市小倉北区中島1、無職吉松勝被告(68)

福岡県警に逮捕され詐欺罪で起訴された。

吉松被告は
死亡した母親名義の遺族厚生年金約を不正受給していたが

その手口は至って簡単なもので

小倉北区役所に吉松被告の母親が2003年に90歳で死亡し死亡届が出された後に

吉松被告は日本年金機構には生存を装うため、年金受給権者現況届に虚偽の内容を書いて提出していたというもの。

簡単に考えれば2003年に90歳なので生きていれば
102歳を迎える超高齢者

年金の受給は現在まで続いていた。
母親の死後も計約1000万円が支払われていたらしい。

こんな簡単な事さえ国は見抜けないのだろうか?

自治体に対する死亡届は提出されているのにもかかわらず
年金事務所側が自治体に確認していないということだろうか?

国と地方自治体の連携が甘すぎるというか
情報や制度に雁字搦めになった壁があるのではないか?

日本年金機構は「不正を疑う前提になっておらず、1件ごとに自治体に確認する人員も確保できない」と説明しているが
不正があっても性善説で支払いつづけますと言っているのと変わらない。
これでは何のための日本年金機構なのか?わからない。

「制度改革が必要だ」と言われているがマイナンバー制の導入で
情報の連携は可能になるだろうが誰が不正受給のチェックをするのかが問われてきそうだ。

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