イニシエーションラブのネタバレの最後の2行とは何?


イニシエーションラブ,ネタバレ

松田翔太と前田敦子というコンビで「乾くるみ」の小説を映画したイニシエーションラブが話題になっていますね。
中でもネットではイニシエーションラブネタバレ最後の2行について様々な意見が語られていて面白いです。

5月23日から公開されるイニシエーションラブの
映画の予告編では小説を読んだ人にネタバレしないように
小説とは違った最後という風に宣伝しています。

しかし、映画は小説と違い、登場人物や風景などもリアリティがあるのもなので
仮に小説を読んで「あらすじ」が分かっていても充分楽しめるのではないかと思います。

また、主人公2人を演じる松田翔太と前田敦子も魅力的ですし、
映画の中で使われている曲もいいですよ。

イニシエーションラブの映画版は

80年代が青春時代だった懐かしく思う人も
80年代のバブル期を知らない若い人たちも十分、映画ならではの楽しみとして当時ヒットした曲をガンガン流してくれるので、小説を読んだ人も映画を観て楽しめるのではないでしょうか?


小説から抜粋するとこのようなものです。

「・・・何考えてるの、辰也?」
「何でもない」と僕は答え、追想を振り払って、美弥子の背中をぎゅっと抱き締めた。

この2行は何気なく、どこにでもありそうな情景を浮かべるものですが小説をここまで読んできた人たちには

あっと驚く展開になっています。

先ほどの曲の紹介で書いたように
イニシエーションラブは
Side-AとSide-Bの2編でつづられる青春ラブストーリー風に見える
ミステリー小説なんですね。

つまり、Side-AとSide-Bは同じ主人公のように思えて、実は別人ということに
驚かされます。
実は後から謎解きをすれば小説の随所にミステリーを解く鍵が隠されているのですが
読んでいる人はストーリーの展開の面白さに惹かれてなかなか気がつかないですね。
そして、最後の2行が、別々のラブストーリーだったというネタバレと
その別々の物語を繋げるという驚きの展開を見せるんです。

小説ではこのような展開なのですが
映画では、別人だと顔もわかってしまうし小説がネタバレしても
映画は違う展開のようなので観てみる価値は充分ありそうですよ!!

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